なかなか敬語がうまく身につかない私ですが、この本のタイトルを見たとき、そういえばアルバイトのときに話していた言葉が残っているのかもしれないと感じ、思わず手にとってみました。

そのバイト語はやめなさい―プロが教える社会人の正しい話し方 (日経ビジネス人文庫 ブルー こ 6-1)
日本経済新聞社 (2004/07)
小林 作都子   (著)

主な内容

バイト語とは、ビジネス語を知らない若者たちが、丁寧な言葉を使おうとして、苦し紛れで使っている言葉です。長い間、言葉遣いを教えてきたプロが教える、社会人としての話し方を、何故それが適切なのかから分かりやすく解説しています。

感じたこと

まず、バイト語と言う言葉があることを、この本を読んで初めて知りました。そういえば確かに、うまく敬語が使えず、とりあえず丁寧な感じにという具合に使っていることが多々あることに気が付きました。そんなあらゆる場面で使われる敬語を、バイト語と比較して丁寧に解説しているので、非常に分かりやすいと思います。
ただ、例文となっているバイト語とビジネス語の比較は、若干大げさな感じがしました。

終わりに

バイト語とは何か、敬語とはどんなものか、ビジネスの場ではどういったことに木を使って話すべきかを、順序だてて解説しているので、敷居が高いといった感覚はないです。ですが、やはり読んですぐに実践して身につけられるようなことではないので、バイブル的な感覚で常に手元に置いておくタイプの一冊かもしれません。

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