電子工作を学び始めたので、今後の趣味として電子工作をしていけたらと思い、今回は電子楽器を自作するための本を手にとってみました。

楽しい電子楽器 自作のススメ
オーム社 (2008/12)
米本 実   (著)

主な内容

音や電気・電子楽器の歴史から始まり、電子工作で楽器を作るところまで、詳しく紹介されています。後半には、オリジナルの電子楽器を製作した人たちのインタビューが掲載されています。

感じたこと

中盤ぐらいまでは、電気・電子楽器の歴史がずっと続くため、期待していた電子楽器の自作は、ほんの厚みに対してそれほど多くはありません。また、電子部品を使ったハンダ工作がメインで、マイコンボードやラズパイを使った電子楽器の作り方は扱われていない点にも注意が必要か名と感じました。
全体的には、非常にユニークな内容で初心者にも入りやすいと思いますが、やはり本のタイトルとかけ離れている部分が少し多かったかもしれません。

終わりに

マイコンボードではなく、電子部品を組み合わせての自作楽器作りを目指す場合は、非常に頼りになると思います。特に電気・電子の知識がなくても分かるように、写真を沢山使い、ハンダ付けのところから詳しく解説されているので、電子楽器を自作する場合、一番最初に手にするにはもってこいかもしれません。

↑このページのトップヘ