今回は、短時間で読める本はないかと探しているときに出会った一冊です。詩集の形式で、かなり沢山の短い詩が綴られています。

のはらうた (1)
童話屋 (1984/05)
くどう なおこ (著)

主な内容

「のはらみんなのだいりにん」を名乗る著者のくどうさんが、のはらむらのみんなの詩を書き留めた詩集になっています。のはらみんなは、のはらむらに住んでいて、くどうさんから自分の姓と名をもらいます。シリーズの最初にあたる詩集の第1巻です。

感じたこと

読んでいて、子供のころ教科書に載っていた詩を思い出しました。特に印象的だった「かまきりりゅうじ」の詩は、すごく懐かしく感じました。のはらみんなの名前もユニークで、子どもに読み聞かせるには、最高の作品だと思います。

終わりに

リズムよく流れるような詩や力強い詩など、子どもに読み聞かせるだけでなく、大人が読んでもリフレッシュできる作品だと思います。虫や動物たちのおしゃべりを詩として書き溜めたという設定も、非常にユニークで楽しませてくれます。