再び息抜きを兼ねて、絵本です。今回は、子供の頃すごく力強い絵が印象的だったお話「三びきのやぎのがらがらどん」です。たまたま目にしたので、久しぶりに手にとってみました。

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)
福音館書店 (1965/7/1)
マーシャ・ブラウン (イラスト),    せた ていじ (翻訳)

主な内容

大きさの違う3匹のヤギが草を食べて太ろうと山へ向かうお話です。途中、谷間にかかった橋の下に気味の悪い大きなトロルが住んでいて、通るヤギたちをひと飲みにしようとします。それにヤギ達が立ち向かっていくという展開になっています。

感じたこと

小さいヤギは子ども、中くらいのはお母さんか兄弟、一番大きいヤギはお父さんといったところでしょうか。小さいヤギの機転に中くらいのヤギが続き、最後に一番大きいヤギが勇敢にトロルに立ち向かっていく様を力強いタッチの絵で表現して、私もそうでしたが子どもでもすごく印象に残るお話だと感じました。

終わりに

言葉の表現がなかなかユニークだと感じさせられる作品です。「ふとりにいく(太りに行く)」「がたぴしさせる」「チョッキン、パチン、ストン」等々。加えて3匹とも同じ名前という設定も、私の中では非常に楽しませてくれました。子どもに読み聞かせる絵本として、なかなかユニークな作品だと思います。